2024/04/30

難波先生主催ピアノ発表会

4/29(祝)八王子市南大沢文化会館メインホールにて、難波先生主催ピアノ発表会が開催されました。

小学一年生から中学二年生まで総勢16組の生徒さんが、アンサンブルの部にご参加して、パーカッションとのアンサンブル曲を演奏されました。皆さん日頃の練習の成果を存分に発揮されて、素晴らしい演奏ばかりでした。

主宰の難波先生をはじめ諸先生、共演の伊藤みや乃さん、小太刀瑞姫さん、関係者の皆様、誠にありがとうございました。また来年お会いできるのを楽しみにしております!

2024/04/28

ヘッドフォン祭2024

東京八重洲のヘッドフォン祭2024に行ってきました。ヘッドフォンはもちろん、イヤフォン、ポータブルプレーヤー、ヘッドフォンアンプなど、最新~定番の機器を実際に試聴することができるイベントです。出店企業は80社で、例えるなら、たくさんのシェフの「一押し料理」をちょっとずつ試食できるお祭りでしょうか。

今回立ち寄ったブースはaudio-technica、Brise Audio、COMPLY、FitEar、Sennheiser、TEAC/ESOTERIC、RMEの7社。どれも魅力的で、とことん耳を幸せにしてくれました。中でもaudio-technicaのヘッドフォンとCOMPLYのイヤーピースは、普段使っていることもあって、メーカーの担当者様といろいろな興味深いお話ができました。一番の驚きは、TEACのCDプレーヤーとUSB DACとのセットです。「CDって、こんな音で再生できるのか...」と思わずため息が漏れました。

まるで、美味しい料理をいただいた後の幸福感のよう。「音楽を聴く」ことは、嗜好の一つではないかなと思っていますが、今回のヘッドフォン祭で、「良い音」に対する興味が一層ブーストしてしまった感があります。本当に楽しかったです!


2024/04/26

自作段ボールカホン

ダンボールカホンを作りました!

子供用サイズですが、内部の補強をしっかり作りましたので、大人が座っても大丈夫です。

叩いてみると、大きさの割に案外しっかりとした低音が出ます。というわけで、「マイクを立てて録音した音」と「iPadで録音した音」を比べてみました。

試聴環境によって聴こえ方の印象が違うかと思いますが、マイクを立てて録音した方は、一般的なカホンよりも、低い帯域がよく鳴っていることが分かります。おそらく段ボールという素材の柔らかさが音質に影響しているのでしょう。サウンドホールを底面よりに開けて、大きさもやや小さめにしたことも要因の一つだと思います。

今回制作したダンボールカホンは、カホンコースを担当させて頂いている、スガナミ楽器に展示されています!小さなお子様から大人まで、是非ご自由に叩いてみてください!

2024/04/22

無響室のコジョネンシル ~Anechoic chamber~

名古屋市環境科学調査センター・騒音担当者様のご厚意に預かりまして、実験棟内の「無響室」を見学させていただきました。

無響室に興味を持ったきっかけは、シンプルに「そこで楽器を演奏したら、どんな感じになるだろう?」と疑問を持ったため。調べてみると「無響室は、周囲から反射してくる音が無い」とあります。レコーディングで防音室に入ったことはあるのですが、それと一体どう違うのか。広々とした屋外と違って、室内では音が響くということが当たり前なので。想像は膨らむばかりです。

入れるものなら、是非入ってみたいなと。というわけで、愛知県の名古屋市環境科学調査センターに行ってきました。

無響室の見学にあたって、担当の方に楽器の持ち込みの許可を取りました。

演奏は一人だけでは面白くないので、打楽器ユニット・コジョネンシルの相方、ハセタクに声を掛けて、その模様を撮影しました。


「わ!響かない!」これが、最初の素直な感想です。「演奏した音がそこからしか聴こえてこないってこんな感じなのか!」今まで自分の演奏していた環境がいかに「響いて」いたかわかって、本当に驚きました。動画には出てきませんが、フィンガーシンバルとカウベルも叩いてみました。今まで聴こえなかった減衰音まで聴こえたので、びっくりしました。


音楽の演奏や録音する際に「響く」ということはとても重要な要素です。コンサートホールやライブハウス、スタジオなど、これまでの経験から、それぞれの環境での響きの違いを感じてきました。しかし実は、曖昧にしか分かっていなかったんだなと痛感しました。


職員の皆様、貴重な経験をさせて頂きまして、本当にありがとうございました。